オルエローズ流 夏にぴったりの涼しく見える花と配色術

フラワーアレンジメント

はじめに

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暑い夏と色選びの変化

今年の夏は、とにかく暑いですね。外を歩くだけで汗が出てくるし、アトリエに来る生徒さんたちも、まず「暑いですねえ」と言いながら入ってきます。そんな中でフラワーアレンジメント教室のレッスンをしていると、自然とお花の色選びにも変化が出てきます。やっぱり見た目から涼しく見える色を選びたくなりますよね。

涼しく見える色の魅力

例えば、白や薄いグリーン、ブルー系は、不思議と涼しげに見えます。逆に、赤やオレンジなどの暖色は元気が出るけれど、この時期はちょっと暑く感じてしまうこともあります。私自身も、洋服やネイルを選ぶ時に涼しく見える色をつい手に取ってしまいます。今のネイルは薄い水色で、それだけで気分が軽くなる感じがします。サンダルも水色、UVカットの上着も水色(笑)元々、寒色が好きで私の身の回りは青系が断然多いです。あげたらキリがないくらい、マウスパットまで!!動画の私は、黒い服ばかり着ているので、気が付かれないかもしれないですね!

今回お伝えすること

今回のブログでは、実際に同じテーマで作ったフラワーアレンジを使って涼しさを数値化してみた話や、色彩心理から見た涼しく見える色の特徴、そして日常生活やホームページ作りにも応用できるエレガントな配色のコツまでお伝えします。フラワーアレンジメント教室で習うことは、お花だけじゃなく、暮らし全体をちょっと素敵にするヒントにもなるんです。

涼しく見える色とは

色彩心理と涼しさの関係

色は、人の気分や体感温度に影響を与えます。寒色系と呼ばれるブルーやグリーンは、見ているだけで涼しさや落ち着きを感じさせます。反対に、赤やオレンジなどの暖色系は、元気で活発な印象を与えますが、同時に暖かさや熱さも感じさせます。だから夏の暑い日に暖色系が多いと、見た目まで暑く感じてしまうのです。

白やグリーンが涼しく感じる理由

白は光を反射するので、見た目に明るくて清潔な印象を与えます。グリーンは自然や植物を連想させる色で、安心感と爽やかさを同時に感じられます。花のアレンジで白やグリーンを多めに使うと、見た瞬間にスーッと涼しい空気が流れたような感覚になります。

配色でさらに涼しさを演出

同じ色でも、配色次第で涼しさは変わります。ブルー系の花に白を合わせると清涼感が増し、グリーンを差し込むと自然な爽やかさがプラスされます。フラワーアレンジメント教室でも、暑い時期はこうした組み合わせを意識して作ると、生徒さんから「涼しげですね」と声をかけられることが多いです。

涼しさを数値化してみた

しげみ先生のスタイリング

同じテーマのアレンジで比較

今回、同じ「トロピカルブリーズ」というテーマで作った3つのフラワーアレンジを、色のデータから涼しさを数値化してみました。器も同じで、違うのは花材の色だけです。結果を見ると、私が年始に作ったサンプルが、白やグリーン多めの作品よりも少しだけ涼しい数値が出たんです。見た目では一番暑苦しく見えたのに、数字では逆の結果。とても不思議でした。

と言っても、この数値化は、チャピコに写真を読み込ませて「数値化して!」と言っただけ。チャピコえらいぞ!



1、紫とグリーンのアレンジ涼しさ指数 79.1
2、白にピンク差し色のアレンジ涼しさ指数 62.9
3、ピンクとオレンジのアレンジ涼しさ指数 69.4

意外な結果の理由

なぜこんなことが起きたのか。色の数値化は、色相や明度、彩度といったデータで計算されます。例えば淡いピンクやベージュは、明度が高く彩度が低いので「涼しい色」と判定されやすいんです。でも人間の感覚では、暖色系のピンクは温かみを感じやすい。このギャップが面白いところです。


人間の感覚とのギャップ

しげみ先生のスタイリング

色だけでは決まらない涼しさ

涼しさは色だけで決まるわけではありません。光の当たり方や背景、小物の素材感でも印象が変わります。例えば同じ白い花でも、暗い背景で撮れば落ち着いた雰囲気に、明るい窓辺で撮れば爽やかな雰囲気になります。

感覚的な涼しさを大切にする

数値では涼しくても、実際に見たときに暑く感じる色もあります。フラワーアレンジメント教室では、数字だけでなく生徒さんの「涼しげですね」という感覚的な声も大事にしています。お花は生活に寄り添うものだから、心地よさを優先することも大切です。

エレガントな配色の作り方

しげみ先生のスタイリング

差し色の効果

全体を寒色系でまとめると、涼しくて落ち着いた印象になります。でも、そこに少しだけ暖色を加えると、不思議と奥行きが出てエレガントな雰囲気になります。例えば白とブルーのアレンジに、ほんの少しだけ淡いピンクを加えると、やさしさや華やかさがプラスされます。これは花だけでなく、テーブルコーディネートや服の色合わせにも使えるテクニックです。

グラデーションで魅せる方法

色をパッキリ分けるのではなく、少しずつ変化させると、全体がまとまりながらも深みが出ます。ブルーからグリーン、そして白へと移り変わるグラデーションは、見ていて心地よく、上品さも感じられます。フラワーアレンジメント教室でも、この配色は人気が高く、写真映えもします。

ファッションやネイルで涼やかさを演出

涼しく見える色は、花だけでなくファッションやネイルにも活かせます。夏は薄いブルーやミントグリーンの洋服を着ると、見た目にも爽やかで軽やかな印象になります。私もネイルを薄い水色にしてみたら、生徒さんから「涼しげですね」と言われることが増えました。小さな面積でも、色が与える印象は意外と大きいものです。

ホームページやチラシの配色

お店や教室のホームページ、チラシを作るときも、ターゲットや季節に合わせた色選びが大切です。女性に来てほしいのに、全体が無機質なコンクリート色だと男性的で冷たい印象になってしまうこともあります。そんな時は、エレガントな配色を参考にしたり、Canvaの「配色パターン100選」で色コードを確認すると便利です。
参考URL:https://www.canva.com/ja_jp/learn/100-color-combinations/
色は印象を決める大きな要素なので、花の世界以外でも意識して取り入れると効果的です。


まとめ

涼しく見える色のポイント

暑い夏を少しでも快適に過ごすためには、見た目から涼しく感じる色を取り入れることが大切です。白やブルー、薄いグリーンは、色彩心理の面でも清涼感や落ち着きを与えてくれます。花だけでなく、洋服やネイル、インテリアにも同じ考え方が使えます。日常のちょっとした色選びで、体感温度や気分まで変わることがあります。

数値と感覚の両方を大切にする

今回の涼しさの数値化では、見た目と結果が違うという面白い発見がありました。色相や明度、彩度で計算された「涼しさ指数」は客観的な目安になりますが、やっぱり人の感覚はそれ以上に大切です。花を飾るのは人の心を動かすため。数値と感覚、その両方をうまく取り入れると、自分らしい配色が見つかります。

配色は暮らし全体に活かせる

フラワーアレンジメント教室で学んだ色合わせの知識は、暮らし全体にも応用できます。服選びや部屋のコーディネート、ホームページやチラシの配色など、色が与える印象はとても大きいものです。目的や季節に合わせて配色を選ぶことで、相手に与えるイメージもコントロールできます。Canvaの配色パターンや色彩心理の知識を活用すれば、誰でも手軽に取り入れられます。

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