初心者からルノルマン講師へ｜講座体験と資格取得のリアルな道のり
はじまりは、ドキドキのレッスンから
私がルノルマンカードに出会ったのは、ほんの少し前のこと。
今では講師の資格を持っている私ですが、実はまだ学び始めてから日が浅いんです。
講座の初級・中級を受けたのは、あの“ガテン系”として知られるコンサルの貴子先生のご指導のもと。
一緒に学んだのは教子先生。ふたりでカードを読み合う時間は、それはそれは緊張の連続でした。
ある時、とうとう質問内容も尽きてしまって、最後にしぼり出したのがこちら。
「私が自由が丘で家を所有するにはどうしたらいいですか？」
そのとき教子先生の答えは、「年上の男性に頼るといいかもね」というものでした。
ふと横を見ると、貴子先生の目がキラリ。
「家が欲しいなら、それなりの準備してるの？私は不動産についての勉強もしてるわよ！」
と言いながら、分厚い教科書をバンッと机に出してきたのです。
さらに畳みかけるように…
「そもそも本当に家が欲しいの？本気だったら、どうして“家”のカードが出てこないの？」
ひゃ〜〜〜。😱
質問するにも、リーディングされるにも、「覚悟」が必要だと身に染みた瞬間でした。
そんなドキドキの初級・中級レッスンを経て、
いよいよ次のステップ「講師になる」という道が、私の目の前に現れたのです。
まさかの魔女講習！？申し込みから迷子状態へ
講師資格を取るためには、さらに21時間の講座を受講する必要がありました。
その講座を主宰しているのが、ルノルマン界の大御所・JUJU先生とMimi先生のご姉妹。
最近ではMimi先生が代表に就任されたとのこと。
私は以前、先生方と少しだけお会いしたことがあったので、思い切ってMessengerで連絡をしてみました。
ホームページは…正直、見ても内容がよくわからず（笑）。
日程だけは数日間で決まったのですが、場所は書かれていないし、
「Zoomでも受講可能」と書かれていたので、私はZoomを希望。
でも帰ってきた返事はこうでした。
「対面のほうがいいです。」
……え、どこで？？？と思っていると、後日
「自由が丘でしたよね？」
とメッセージが届き、住所をポンと渡されました。
え？私の最寄り駅？
ていうか、支部とかあるの？先生ってどこにでも現れる系？
思わず不思議な気持ちで指定された場所へ向かうと、そこはなんと、マンションの一室。
ああ、これはレンタルオフィスなのね、と気づきました。
さらに驚いたのは、講座が「マンツーマン」だったこと。
まさかのプライベートレッスン。そりゃもう緊張倍増です。
そして、入室してこられたのが、あのミミ先生。
開口一番にこう尋ねられました。
「あなたのライフパスナンバー、なに？」
……はい？
ライフパスナンバー？受講に必要なID的な何か？？
何もわからず、「すみません、わかりません」と答えると、
誕生日を聞かれ、先生は何やら紙に計算を書き始めました。
そのまま性格診断、人生の転機、適職…とスピリチュアル鑑定が始まりました。
講座は…始まったような、まだ始まってないような。
これが、私の“魔女講習”のはじまりでした。
講習初日、私は“普通の人”だったらしい
ミミ先生との“講習”は、いきなり始まりました。
とはいえ、教科書があるわけでも、カリキュラムが説明されるわけでもありません。
先生が口を開いた瞬間から、物語が始まるのです。
まず出てきたのは「惑星」の話。
“水金地火木土天海冥”の並びは本来違っていて、
誰かが「ふぅっ」と息を吹きかけて順番が変わったんだそうです。
はあ？（笑）と思いながらも、私はひたすら聞き役に徹しました。
他にも、
「ある人物が“黄金の国ジパング”を目指して旅をした話」や、
「地球の波動が変わると人間の使命も変わる」みたいな話が続きます。
でも、私はというと…
ぽかーーん。
それを見た先生が、ふと真顔で私に聞いてきました。
「あなた、スピリチュアルな人じゃないの？」
私は迷わず、笑いながらこう答えました。
「はい！何を言われても何が何だか分かりません！」
その瞬間、先生はちょっと驚いたような表情。
でも次の瞬間、にこやかにこう言ってくださいました。
「こういう“普通の人”が学んでくれる時代になってきたのね。裾野が広がるのは、本当にうれしいこと。」
スピリチュアルにどっぷりな人だけじゃない。
感覚よりも現実を大切にしている私のようなタイプでも、
カードの学びを深めていけるんだ
そう思えた瞬間でした。
私のサロンが“魔女の部屋”に！？
その日の講座が終わったあと、私は思いきって先生に提案しました。
「もしよかったら、私のサロンで講座を開きませんか？」
うちのサロンは、奥沢駅から徒歩1分。
アクセスも良いし、何よりも落ち着いた空間です。
するとミミ先生は、快くOKしてくださいました。
「わあ、嬉しい。ぜひお願い！」
なんと、次回からの講座は、私のサロンで行うことに！
しかも月1回、魔女先生が奥沢に降臨する…という展開に。
これで、毎月のフラワーレッスン（by貴子先生）に加えて、
ルノルマン講座（byミミ先生）も私のサロンで開催されることに。
なんだかもう、
私のサロンがより一層パワースポット決定！
花と魔女とカードが集う空間。
なんだか魔法がかかってきたようで、ちょっとワクワクしてしまう私でした。
ついに“大先生”へのリーディング試験
そして、ついに来たのです。
あのミミ先生にリーディングをする、最大の試練の時間。
内心ドキドキしながらカードを並べていると…
「うん、ちゃんとできてるね！」
あっさり、でも優しい声に少し肩の力が抜けました。
いざリーディングを始めてみると、驚いたことに——
怖くない。
あれ？なんで？
あんなにビクビクしていた貴子先生との時間とは、全然ちがうんです。
これは、きっと慣れもあるけれど、
毎日カードを引いて、言葉を紡いできた時間が自信に変わっていたのかも。
あの時は、貴子先生の“圧”がすごすぎたのかも？笑
ミミ先生は、政治のこと、日本の来年のこと…
いろいろなテーマで私のリーディングを真剣に聞いてくださいました。
それだけでなく、こんな相談も。
「今夜ね、元彼と飲みに行くの。
でも、翌朝早くに仕事があるから、あんまり飲まない方がいいかしら？どうしたら楽しめるのか。」
まさかの“元カレ飲み”相談（笑）
そのとき、私がカードから導いた答えは：
「飲む前に、酔いにくいサプリを飲んで、楽しんできてください！」
実は私、たまたまそのサプリを持っていたので、プレゼントしました。
先生はとても喜んで、夜の街へと出かけていきました。
——まさか、講師試験でこんなに和やかな時間になるとは。
そして私の使命が見えた日
リーディング試験を終えたあと、今度はミミ先生が私のことをリーディングしてくださいました。
——そこで出た言葉。
「朋子さんの使命は、“楽しむこと”。
やりたいことを、やりたいようにやっていれば、自然と人が集まってきます。
あなたが選ぶ道は“太陽”。すべて、大成功ですよ。」
なんて眩しい結果なんでしょう。
でも正直、私は「え？そんなに？」と戸惑いも（笑）
この話を周りの人にすると、母まで「ほんと、そのまんまね〜！」と爆笑。
みなさん、同じ反応！
……私って、そんなに自由に生きてるんでしょうか。笑
でも、誰かにそう言ってもらえるって、ちょっと嬉しかったんです。
そういえば、講座に申し込むとき、私はこう伝えていました。
「リーディングを受けた方から“教えてほしい”と言われることが増えて、
だったらちゃんと学んで、講師になりたいんです。」
そのとき先生は、優しくこう言ってくれたのです。
「教えてと言われた時点で、あなたには講師の資格がありますよ。」
この言葉が、私の背中をそっと押してくれました。
実力だけじゃない、巡り合わせのタイミング
そして、講座の最後の日。
ミミ先生がこんな話をしてくださいました。
「実はね、今回から講座の内容を大きくリニューアルしようと思っていて、
どうせなら、本当に一生懸命な人と一緒に新しいスタートを切りたかったの。
それで、朋子さんに声をかけようと思っていたのよ。」
驚きました。
まさか…私から連絡したとき、
すでに先生の中で「この人にやってもらおう」と思ってくださっていたなんて。
しかも先生は、私の毎日のリーディング投稿を見てくださっていたそうです。
まさに、ビジョンが見えたというやつでしょうか。
いや、ミミ先生ですから、本当に見えていたに違いない。
思わず私も「私もビジョンやってみようかしら」なんて思ってしまいました（笑）
「教えて」と言われたら、それが資格です
こうして、私はルノルマンカードの講師となりました。
たくさんの不安もあったし、わからないことだらけの中で、
何度も「私にできるのかな…」と立ち止まりそうになったこともあります。
でも今なら、はっきり言えます。
講師になるために一番大事なのは、
完璧さよりも続けること。
そして、“人に伝えたい”という気持ち。
だから、これを読んでくださっているあなたへ。
私と同じ。
もし誰かに「教えて」と言われたなら、それはもう立派な資格です。
どうか自信をもってください。
カードを読み、言葉を届けるその時間は、
もうすでに誰かの光になっているのだから。
そして…これから講師を目指す方も、すでにカードに触れている方も。
リーディングはぜひ、毎日続けてみてください。
自信が持てるようになるまで、いや、持てた後でも。
私は、これからもずっと——
あなたのリーディングを、楽しみにしています。
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