人気のコベントガーデン スタンド で作る、5月の 花いちご アレンジ|自由が丘 フラワーアレンジメント 教室

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人気のコベントガーデンスタンドで作る、5月の花いちごアレンジ

感謝の気持ちを込めた、優美な贈り物

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5月のレッスンテーマは「優雅なグレース」。
ちょうど母の日があるこの季節は、誰かに“ありがとう”を伝えたくなる時期。
でも実は、自分にも「いつも頑張ってるね」と声をかけてあげたくなる、そんな月でもあると思うんです。

だから今回は、ふわっとやさしく包み込むような、心に余白が生まれるようなアレンジを目指しました。

主役にしたのは、どれも柔らかな色合いと質感の花たち。
スカビオーサの繊細なフリル、トルコキキョウのやわらかさ、そしてほんのりピンクに色づいた花いちご。

それを、コベントガーデンの2段スタンドにふんわりと重ねていきます。
このスタンド、まるでAfternoon Teaのセットみたいで、私も大のお気に入り。
「お花じゃなくて、お菓子乗せたくなる!」なんて声も聞こえてきました(笑)。

感謝の気持ちを込めて贈りたくなる、でも自分のために飾っても嬉しくなる、そんなエレガントで品のあるデザイン。
贈る人も贈られる人も、どちらも幸せになれるようなアレンジメントを、一緒に仕上げていきました。

初めてづくしのアレンジに、生徒さんもドキドキ

この2段スタンドを見た瞬間、生徒さんたちは「かわいい〜!」と大盛り上がり。
でもそのあと、ほぼ全員が口をそろえて言ったのが、

「え?これ、どうやって挿すんですか?」

そう、今回のスタンドアレンジは、みんなにとって“初めて”のことばかり。
透明のプラスチックプレートを上下にセットして、中心にアンカーをFIXで貼り、そこにオアシスをのせて準備する──というスタイルに、戸惑いの声がちらほら。

防水テープでプレートを3点留めして固定するのですが、
「これって、ハサミで切るんですか?」という質問も。
「手で切れますよ〜」と伝えると、「えーっ!初めて知った!」と、驚きながらもニコニコ。

私にとっては、そんな“初めて”を聞いた瞬間こそ、ちょっとしたガッツポーズの瞬間。

心の中で「やった!」と思うんです。

だって、初めての経験って、ただの技術以上に、心に残るものだから。
迷って、悩んで、そしてできあがったときの達成感は、何度目かの経験とはまた違う輝きがある。

今回は、上下のバランスを見ながら、同時に作っていくスタイルにしたのも初挑戦。
「えっ、下だけじゃないんですか?!」と驚かれながらも、みんな真剣そのもの。

ふわっと広がるお花のラインと、透明感あるスタンドの軽やかさが相まって、作品が出来上がった瞬間の喜びは、本当に格別でした。

みんなが驚いた「花いちご」

今回使用した花材は、どれも優しい色味と、ふんわりした質感のものばかり。
スカビオーサやトルコキキョウ、アリウム、バラ──どれも主張しすぎずに、美しく調和してくれるお花たち。

花材)
スカビオーサ
花いちご
スプレーマム
トルコキキョウ
バラ
アリウム
アイビー

でも、その中でも一番の話題になったのが「花いちご」でした。

名前だけ聞くと、「え?いちごって、花の部分?」と思う方も多いんですが、
実際にレッスンで手に取った生徒さんたちは、びっくり。

「え、これ…普通に“いちご”じゃないですか!?しかも立派!」

そうなんです。茎付きで、しっかりと実がついていて、しかもほんのり色づきはじめた状態。
前日の市場ではまだ真っ白だったのに、一晩でうっすらピンクがさしてきて、「わあ、熟してきた!」と盛り上がりました。

中には「これって食べられるんですか?」と聞かれる場面も(笑)。
気持ちは分かります。でも市場では観賞用として仕入れているので、おそらく農薬なども使われているはず。
「きっと食べない方がいいですね」とお伝えしました。

それにしても、花いちごの存在感と可愛らしさには、全員がうっとり。
まるで本物のスイーツみたいに、優雅なスタンドアレンジに彩りを添えてくれました。

お花が終わっても楽しめる、2段スタンドの魅力

今回の作品に使ったのは、私がずっとお気に入りで大切にしている「コベントガーデン」の2段スタンド。

まるでAfternoon Teaの器のような、優雅で繊細なデザインが特徴で、
生徒さんたちも一目見て「かわいい!」「こんなの見たことない!」と大喜びでした。

実はこのスタンド、人気でなかなか手に入らないんです。
なので、私は1月の時点で「これは使いたい!」と直感して、すぐに注文しておきました。
(こういう直感って、だいたい当たる気がします…笑)

制作中は「え〜こんな器、初めて!」と戸惑っていた生徒さんたちも、
完成すると「これはもう、家で飾りたい!」「お菓子乗せたくなる〜!」とテンションアップ。

実際、今まで使った器をすごく気に入ってくださって、
「今ちょうどあの時の器に紫陽花を入れて、玄関に飾ってます!」
というお話もあって、そういうご報告をいただくたびに、私もとても嬉しくなります。

アレンジが終わった後も楽しめる器って、本当にいいですよね。
季節ごとの花や雑貨を飾って、おうちにほんの少し「心の余白」を届けてくれる。
今回のスタンドも、そんな存在になってくれたらいいなと思っています。

色々と、見つけ出す私もとても楽しいです🎵

でも、我が家は狭いのと私が極端に物を増やしたくないので、実は器は数個しかないです。笑
どんなにものがないのかというと、今の家に引っ越した時にダイニングテーブルを
捨てました。それ以来、カフェの様にソファー生活で満足しています。
子供達は不便そうだけれど、どうせみんなバラバラに食事するからそのままです。

戸惑いながらも、「楽しかった!」の声が広がった日

レッスン中も、まだ「わからない〜やったことないから〜」
が連発です。
どの作品も、とても可愛く美しいのに他の生徒さんの作品が気になって
「さすが!どうしたらそんな風にできるの?」
と、他の人の作品を褒めまくります。

近くで作っているとわからなくなるのですが、一歩引いてみると
ご自分の作品も本当に素敵なんですよ。

グリーンも今回は最小限に。
まるでお花のケーキのように、オアシスを花で隠すような感覚で挿していきました。

そして、完成したとき──
みなさんが口を揃えて言ったのが、

「初めてのことばかりだったけど、面白かったー!」
「想像以上に楽しかったです!」
「大満足!」

もう、その言葉だけで、私は胸いっぱいです。

“初めて”って、ほんの少しの勇気と、ちょっとしたコツで、とびきりの達成感に変わる。
それを毎回、目の前で見せてくれる生徒さんたちには、いつもパワーをもらっています。

次回は、梅雨の季節も心晴れやかに

5月のレッスン「優雅なグレース」は、皆さまの笑顔に包まれて、無事に終了しました。
今回もそれぞれに素敵な作品が仕上がり、私自身が何より癒された時間でした。

さて、次回のレッスンは、少し気分が沈みがちな「梅雨」の季節。
そんな時期だからこそ、**気持ちがパッと明るくなる“映えアレンジ”**をご用意しています!

今回はなんと、2つの作品をお作りいただきます。

ひとつは、玄関やリビングに飾ると雨の日も楽しくなるようなデザイン。
もうひとつは、ちょっとした贈り物にもできる、小さめだけど印象に残るアレンジ。

雨の日の楽しみがひとつ増えるような、そんなレッスンにしたいと思っています。

どんなお花と出会えるかは、また市場とのご縁しだい。
次回も、きっとワクワクしていただける時間になりますので、どうぞお楽しみに。


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