たまには電車で、湘南休日のすごし方|私のライフスタイル紹介
こんな方におすすめの記事です
・忙しい日々の中でも、自分の“好き”を大事にしたい方
・サーフィンや湘南の雰囲気が好きな方
・ただの観光じゃなく、心が動く一日を過ごしたい方
今回は、海に行って、温泉に入って、美味しいものを食べた、そんな一日。
だけどこれは、ただの休日じゃなくて、私にとっては“部活”のような日常の一コマです。
働く女性にこそ届けたい「休日の部活」
私は毎週、海に行きます。
サーフィンが上手くなりたいからです。
リフレッシュが目的ではありません。
でも、結果として気づいたらスッキリしていることがあります。
遊びではなくて、練習。
どちらかというと部活に近い感覚です。
天気が悪くても寒くても、行く予定なら行きます。

今回このブログに書こうと思ったのは、いつもと少し違う流れだったからです。
車ではなく、電車で江ノ島へ。
そのあと、稲村ヶ崎温泉に寄って、友人たちとランチという予定を組みました。
ふだんはただ練習して、さっと帰るだけ。
だけどこの日は、ひとつひとつの時間を丁寧に過ごすことになりました。
同じ湘南でも、少し角度を変えるといろんな発見があります。
これは、湘南おすすめスポットの紹介ではありません。
好きなことを続けることで、自分らしくいられるって、
きっとこういうことなんじゃないかと思った日です。
サーフィンの朝は、非日常の入り口
この日は、めずらしく電車で江ノ島に向かいました。
いつもは車で行くんですが、この日はサーフィンのあとに友人たちとランチの予定があったので、電車移動にしてみたんです。
私はあまり電車に乗らないので、乗り換えとか、ちゃんとたどり着けるかが心配で、だいぶ早めに出発。
江ノ島には7時過ぎに着けばいいのに、家を出たのは5時。朝の電車って、けっこう人が乗ってるんですね。ちょっとびっくりしました。
電車で江ノ島に行くのはほんとに久しぶりで、なんだかちょっと遠足気分。
でも、サーフショップに着いた頃にはすでにヘトヘトでした。
やっぱり車って楽なんだなあと改めて実感。
そんな状態でも、海に入れば体はいつも通り動いてくれます。
この日も、いつものようにサーフィンの練習。
波のコンディションとか、うまく乗れるかどうかとか、考えることはいろいろあるけど、
やっぱり海にいると気持ちは落ち着きます。

私にとってサーフィンは、遊びじゃなくて部活。
うまくなりたいから行ってるし、何かを整えたいとか癒されたいとか、そんな理由じゃない。
でも結果として、知らないうちに頭の中がすっきりしてることもあります。
この日は、スタートがちょっとイレギュラーだった分、
いつもとは違う感覚で過ごせた朝でした。
江ノ電の混雑と、観光客の熱量にびっくり
サーフィンが終わってから、稲村ヶ崎温泉に行くために江ノ電に乗りました。
電車で江ノ電に乗るのも久しぶりだったので、ちょっと楽しみにしていたんですが、乗ってみてびっくり。めちゃくちゃ混んでるんです。しかも、ほとんどが外国の方。車内はぎゅうぎゅうで、観光列車みたいな状態でした。
それが週末ならまだしも、私が行ったのは木曜日。
平日なのにこの混雑ってどういうこと?って、思わず笑ってしまいました。

ホームもどこも人だらけで、特に鎌倉高校前はすごかったです。
ホームに人がぎっしり並んでいるのに、誰も乗らないんですよ。
ただ景色を眺めていたり、写真を撮っていたり。
江ノ電に乗ることそのものが“イベント”になってるんですね。
江ノ島に住んでいる友人にあとから聞いたところ、
最近は休日になると江ノ電が混みすぎて、駅の外まで長蛇の列ができるんだそうです。
ホームにすら入れないこともあるとか。もう観光地あるあるの世界です。
ちなみに、この日は道路もすごかったです。
134号線、まさかの大渋滞。平日なのに、ぜんぜん動いていませんでした。
「今日は車じゃなくてよかった…」と、思わずつぶやきました。
観光で来ている人にとっては、この混雑も旅の一部なのかもしれません。
でも、毎週来ている身としては、「こんなに人が多いと波も少し遠くなるな」と感じたり。
海は変わらないけど、まわりの熱気は確実に変わってきているなと思った瞬間でした。
稲村ヶ崎温泉で、ちょっとひと休み
江ノ電を降りて、稲村ヶ崎温泉へ。
駅からすぐ、134号線沿いにあります。
波チェックをしていたサーファーたちの横を通って、温泉へ向かいます。
この温泉、外観は控えめですが、お湯がすごく個性的。
真っ黒なにごり湯で、ちょっとぬるっとした肌あたり。
聞いた話では、このあたりはもともと松林だったそうで、
その地層から出てくる成分が温泉に含まれていて、殺菌作用もあるんだとか。
なんだか効いてる感じがします。

この日は平日の10時半ごろだったので、館内はとても静か。
タイミングが良かったようで、ほぼ貸し切り状態でした。
露天からは海が見えて、ちょっと得した気分。
のんびり浸かりながら、ふと「これ、海側から見えてないよね?」と気になったけど、
まあ、そんなの気にしてたらもったいないってことで、そのまま長湯。
実はここ、温泉だけじゃなくて素敵なレストランも併設されていて、
足湯スペースもあるみたいです。
あとから入ってきた外国人のカップルは、温泉ではなくテラスの方へ向かっていて、
まるで海外の海辺にあるリゾートのような雰囲気でした。
稲村ヶ崎なのに、ちょっとだけ旅先に来た気分。
観光地感が強すぎず、でもちゃんと非日常を感じられるこの温泉、
サーフィンのあとに立ち寄るにはちょうどいい場所です。
鎌倉フェリーチェ。隠れ家イタリアンで過ごすランチ時間
温泉でゆっくりしたあとは、友人たちと合流してランチへ。
向かったのは、稲村ヶ崎温泉から徒歩1分ほどの「鎌倉フェリーチェ」。
友人が予約を取ってくれていて、なんと貸切です。

お店までは、ちょっとした小道を入っていくんですが、
初めて行くと「本当にこの先にレストランがあるのかな?」って思うような場所です。
それがまた、知ってる人しか行けない感があって特別なんですよね。
途中、大きな別荘のような洋館があって、思わず足が止まりました。
映画に出てきそうな素敵なお宅で、門構えだけでも見ごたえがありました。

フェリーチェは、住宅街の中の高台にあります。
この立地がまた最高で、テラス席からは海が一望。
この日は少し暑いくらいの気温でしたが、海からの風が気持ちよくて、外でも快適に過ごせました。
お料理は完全予約制のコースで、本場イタリアで修業された小曽根シェフが腕をふるう本格イタリアン。
素材はイタリアなどから空輸していて、日本のアレンジを一切加えず、本場の味にこだわっているそうです。
地元の鎌倉野菜はあえて使わないというスタンスも、逆に潔くて印象に残りました。
コースは前菜、手打ちパスタ、メイン料理、そして通常はデザート。
でも私たちは全員ワイン好きなので、デザートの代わりにチーズをお願いしたところ、快く対応してくれました。こういう柔軟さって嬉しいです。

一皿ごとに、食べながら「これ、ワインが進んじゃうね」と誰かが言い、
それにうなずいて、また次のグラスが注がれるというループ。
料理の味、盛り付け、香り、どれも丁寧で、ちゃんと“ここに来てよかった”と思える内容でした。
ご夫婦で営まれているようで、お店の雰囲気もとてもあたたかく、どこかホッとする空気感。
気取った感じがなく、それでいてちゃんと品があって、
「こういうお店が近くにあったらいいのに」と思わせてくれる場所でした。
あんまり知られたくないけど、教えたくなる。
そんな素敵なレストランでした。
仕事と暮らしはつながっている
このブログに書いたことは、一見ただの「海に行って、温泉入って、美味しいものを食べた日」のように見えるかもしれません。
でも私にとっては、こういう何気ない日が、仕事とちゃんとつながっていると感じています。

普段はフラワーやカードのレッスン、SNSのセミナーをしていますが、
何を伝えるにしても、自分がどう暮らしているか、どんな時間を大切にしているかって、意外と見られている気がします。
肩に力を入れずに続けている日常が、
結果的に誰かの励みやヒントになる。
そんなふうに思えた一日でした。
まとめ “好き”を続けることが、わたしのベース

サーフィンも、花も、カードも、SNSの発信も。
全部バラバラに見えても、私の中ではどれも同じくらい大事なことです。
自分の好きなことを、無理せずコツコツ続けていく。
それが今の私の仕事をつくっているし、日々を整えるベースにもなっています。
今回のように、ちょっとだけいつもと違う選択をしてみるだけで、
新しい気づきや、発信のネタにも出会える。
そうやって暮らしと仕事が自然につながっていく感じが、私には合っているなと思います。
もし、発信に迷っている方や、
自分の「好き」をどう仕事につなげようか考えている方がいたら、
こんなふうに日常を少しだけ見つめ直す時間を持ってみるのもおすすめです。
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