ウエディングパーティー会場のフラワー装飾手順②・自由が丘 フラワーアレンジメント 教室
パーティー会場のフラワー装飾
手順を書いています。
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1、会場下見と打ち合わせ
2、装飾の提案とお見積り
3、内容決定
4、(手順からちょっと余談)教会での式のあげ方
5、花・資材の発注
6、装飾の人材確保
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前回はここまで→⚫️
前回までは、
担当者が
色々と、机上で手配を
しました。
ここからは、担当者が
リーダーとなって
手腕を発揮。
随分と目まぐるしい
1週間の始まり。
この手順の忙しさが終わって
ほっとする間はそうそうありません。
今回の設定は、土曜日ですから
翌日のパーティー準備も
同時に進めています。
掛け持ちもありますし、
また、その後のウエディングの
お打ち合わせは、
クライアントのお仕事終わりの
夜か土日になるものですから。
では、目まぐるしい1週間を
ご覧ください。
今回はここから
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- 配達車の手配
- パーティー6日前の月曜:オアシスセット&グリーン仕入れ
- パーティー5日前:カバーグリーン
- 水曜日:持ちの良い花の仕入れと水揚げ
- 金曜日:全ての花材の仕入れと水揚げ
- アレンジメント作成
- ワイヤリングと水揚げ
- 当日朝:ヘッドピースなどの仕上げ
- セッティング&装飾
- パーティー終了後:花のラッピング
- 撤収
- 店に戻って片付け:オアシス絞りなど
ーーーーーーーーー - 配達車の手配
花材や資材を運搬するための配達車を手配します。
大きなアレンジメントや多量の花材を運ぶために、
適切な車両を選びます。
オルエローズ所有の車は2台。
時には、スタッフの車も出してもらって
それでも足らない時には
電話帳を見て
赤帽をお願いしました。
これも、今は便利で
ネットで簡単に予約できますね。 - パーティー6日前の月曜:オアシスセット&グリーン仕入れ
パーティーの週の月曜から準備を開始します。
まずは、オアシス(吸水スポンジ)をセットし、
グリーン(葉物)を仕入れます。
オアシスは水を含ませてから使用するので、この段階で準備を進めます。
オアシスセットも大量なので
よくある、マンションのゴミ出しに
使うようなポリバケツが
いくつもありました。
あれに、どんどんとオアシスをつけていきます。
地道な作業ですが、
これが好き!
という素晴らしいスタッフを思い出しました。 - パーティー5日前:カバーグリーン
カバーグリーンとは、オアシスを隠すための葉物のことです。
パーティー5日前から、カバーグリーンを準備し、
オアシスにセットします。これにより、
オアシスが見えず、美しいベースが完成します。
グリーンは長持ちするので
火曜日からさしていきます。
散りやすいグリーン
ミリオグラタスなどは絶対に使いません。
レストランのテーブルまで汚します。
ブルースター
- 水曜日:持ちの良い花の仕入れと水揚げ
パーティー当日まで持ちが良い花材を水曜日に仕入れ、
水揚げ作業を行います。
水揚げとは、花を水に浸して
新鮮な状態を保つための処理です。
この作業をしっかり行うことで、
花が長持ちします。
ウエディングパーティーのお花は
もう絶対にこの花!
というふうに決まっているので
金曜日だけでの仕入れでは
心配です。
金曜日だけの仕入れのことを
「一発仕入れ!」
と言って、恐れていました。
大田市場での仕入れでしたが、
どうしてもブルースターがなくて
普段行かない、
川崎の市場まで
仕入れに行ったことがあります。 - 金曜日:全ての花材の仕入れと水揚げ
残りの花材を金曜日に仕入れ、
水揚げ作業を行います。
パーティー前日の仕入れは、
花の鮮度を保つために非常に重要です。
これ、本当に仕入れ担当者にかかっています。
仕入れ担当は男性スタッフでした。
セリで手に入らないものは
セリの途中や終わってから
仲卸を走り回るのですが、
これが要領が悪いと
店舗で待ち構えている
スタッフと電話で
「あれがなかったらこれ!」
とか、半ば喧嘩腰。
「あー仲卸がどんどん閉まっていきます〜」
などと騒いでいました。笑
要領が良ければ10:00とか11:00
にはオルエローズに戻れるはずが
15:00ごろになって市場から
戻ると、もうみんなから非難の嵐。
今思うと、そんな時間まで
一体、何をやっていたのでしょう。苦笑 - アレンジメント作成
水揚げした花材を使って、アレンジメントを作成します。
デザインに基づいて、
一つ一つ丁寧にアレンジメントを仕上げます。
ウエディングパーティーの打ち合わせをした
スタッフがリーダーとなり
サンプルを作ります。
それに沿って、
ベルトコンベアーのように
パートごとに分かれて
仕上げます。
ここでもリーダーの厳しい目で
チェックされます。 - ワイヤリングと水揚げ
ワイヤリングが必要な花材は、この段階でワイヤリングを行い、
水に浸けておきます。
ワイヤリングとは、
花や葉にワイヤーを通して形を整える作業です。
花嫁の身の回り品については
リーダーがやることになっています。
何度もお打ち合わせしているので
とっても心がこもります。 - 当日朝:ヘッドピースなどの仕上げ
パーティー当日の朝、会場にてヘッドピースやブートニア
などを最終作業で作ります。
これにより、花の鮮度を最高の状態で保ちます。
だから、忘れ物には要注意!
何度も冷や汗をかきました。 - セッティング&装飾
会場での装飾を行います。
エントランス、階段、ウェルカムボード、受付、
テーブルフラワー、メインテーブルなどを飾り付け、
会場全体を華やかに演出します。
会場は、私達花屋にそんなに優しくはありません。
セッティング時間はいつもギリギリ。
テーブルやテーブルクロス、カトラリーなどを
会場がセットして、それが終わってから
私達のセッティング。
それが、ヘアメイクが時間のかかる人だったり
会場がもたつくと、
皺寄せは全部花屋。
マイクで急ぐように促されると
男性スタッフは
「おい!花待ちかよ〜」
と、よく嘆いていました。笑
- パーティー終了後:花のラッピング
パーティー終了時間に合わせて、お花をラッピングし、
参加者にお持ち帰りいただきます。
これにより、パーティーの思い出をさらに彩ります。
これも、おかえりになるお客様や
次に控えているパーティのために
ラッピングでお待たせするわけにはいきません。
大抵、花束贈呈のあたりから、
コソコソ〜 ササア〜
と、ラッピングを始めます。 - 撤収
装飾の撤収作業を行います。
使用した花材や資材を回収し、
会場を元の状態に戻します。
もう、運動会状態になるのです。 - 店に戻って片付け:オアシス絞りなど
使用したオアシスや資材の片付けを行います。
オアシスは水を含んでいるため、
しっかりと絞って処理します。
随分と、大変な作業なのです。
最近では、大きなお仕事の時には
廃品業者さんにきてもらって
一気に処分してもらったりしています。
なかなか高額なんですが
まあ、仕方ないです。
パーティーの手順。
この手順を守ることで、
パーティー会場を華やかに装飾し、
素晴らしいイベントを実現することができます。
皆様の参考になれば幸いです。
フラワーアレンジメントに関するご質問やご相談がありましたら、
ぜひお気軽にお問い合わせください。
パーティー会場では
美しく、夢のようなお仕事に
見えるかもしれませんが
たった2時間ちょっとのパーティーで、
こんなにも多くの手順や
スタッフの手が必要。
確かに夢・美・感動
のお仕事ではありますが
体力、気力色々と
要素が必要です。
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