夫との関係、もう我慢し続けるべき?
初めに
40代に入ってから、周りの女性たちからよく聞くようになった言葉があります。
「夫に気を遣いすぎて疲れちゃった」
「もう何年もまともに会話してないかも」
「この人といる意味、あるのかなって…最近思ってしまうんです」
でも、それを口に出すのはちょっと勇気がいります。
“いい奥さん”でいたい。
“文句ばかり言う人”にはなりたくない。
それに、家族としての情もある。
だからこそ、悩みは深く、
誰にも相談できず、ひとりで抱えてしまうものです。
今回は、そんな“夫婦関係に疲れたとき”にどう向き合えばいいのか、
ルノルマンカードを使ってリーディングしてみました。
出たカードは「棺桶・星・太陽」
カードをめくってみて、最初に出たのは「棺桶」。
「え…やっぱり、関係はもう終わりってこと?」
一瞬、そんなドキッとする気持ちがよぎりました。
でも、続けて「星」と「太陽」が出てきたとき、
これは“破壊”のメッセージじゃない。
むしろ「解放」や「再生」のメッセージなんだとわかったのです。
【棺桶】── 終わらせるべき“何か”がある
「棺桶」は、“終わり”を象徴するカードです。
でもここで問われているのは、
“夫婦関係を終わらせるべきかどうか”ではなく、
「その関係性の中で、自分がずっと続けてしまっている“我慢”を終わらせよう」
というメッセージ。
・気持ちを飲み込んでしまう癖
・期待しては落胆するパターン
・「妻だからこうあるべき」という思い込み
その“我慢の構造”を一度手放すタイミングなのかもしれません。
【星】── 終わりの先に希望がある
次に出たのは「星」のカード。
これは希望・導き・理想のビジョン。
夜空にきらめく星のように、遠くても必ずそこにある光です。
「自分らしくいられる関係に変えていける」
「話し合うことで、新しい絆が生まれるかもしれない」
「もしかしたら、心が通い合う瞬間がまた訪れるかも」
星のカードは、
「今すぐ答えは出なくても、ちゃんと道はつながっているよ」
と優しく伝えてくれているようでした。
【太陽】── あなたの中の輝きが戻る
そして、最後に現れたのは「太陽」。
これはルノルマンカードの中でも、もっとも明るく力強いカードのひとつ。
成功・祝福・自信・喜び……まさに“ハッピーエンド”を意味します。
ここで私がとても印象に残ったのは、
「夫との関係が変わること」=「自分自身が自由になること」
なんだということ。
関係が変わったことで、自分を責めなくなった。
“いい妻”を演じなくても、素のままで愛される自信が戻ってきた。
そんな未来が、カードにははっきりと描かれていたのです。
私がカードから受け取ったこと
今回は個人的な問題ではなく、
「誰かの心に届いたら」という思いで引いたカードでした。
でも、思わず自分の胸にも刺さるようなメッセージでした。
・気を遣いすぎて、疲れてしまっている
・このままでいいのか、不安を抱えている
・でも、別れたいわけじゃない
・ただ、もっと“自分らしく”いたいだけ
──そんな気持ちに、そっと寄り添ってくれるカードたちでした。
終わりに
もしかしたら、
“我慢をやめる”ことが一番怖く感じるかもしれません。
でも、カードが教えてくれたのは、
その一歩の先に、ちゃんと“あなたらしい幸せ”が待っているということ。
このまま黙って耐えるのではなく、
自分の心に耳を傾けてみること。
ほんの少し勇気を出して、
「私はどうしたいのか?」を問い直すこと。
その小さな一歩が、
星へ、そして太陽へとつながる道になるはずです。
あなたにも、温かな光が届きますように。
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