ボックスフラワー とは?持ち運べる 花ギフト
お花のギフトって、やっぱり素敵
お花を贈ると、やっぱり誰もが笑顔になります。
どんな形でも「嬉しい」「ありがとう」って、気持ちがちゃんと伝わる。
お花って、それだけで人の心をふわっと明るくしてくれるものですよね。
でも、贈る側の立場から見ると、実はちょっと気をつかうこともあるんです。
たとえば花束。見た目は華やかで素敵だけど、サイズが大きくなりやすいし、持ち歩きも少し大変。
会場までの移動や、渡すタイミング、相手がどうやって持ち帰るかまで考えると
「どうしたら一番スマートに渡せるかな」と、頭をひねることがあります。

もちろん、受け取った方に負担なんて感じてほしくないし、
「これ、持ち帰るの大変…」なんて思わせたくない。
お祝いの気持ちはしっかり伝えたいけど、
コンパクトで渡しやすくて、その場でも、家に持ち帰ってからも楽しんでもらえるような
そんな“ちょうどいい形”があればいいな、と考えますよね。
そして、それを叶えてくれたのが、ボックスフラワーというスタイルでした。
私も、こんなふうに思っていました
正直に言うと、私も最初は花束を渡すのが当たり前だと思っていました。
可愛くラッピングして、渡す瞬間を想像してワクワクして。
実際に贈ると、もちろんすごく喜んでくれるんです。
お花ってやっぱり特別な存在だなって、毎回思います。
でも、ふと帰り際に目をやると
「荷物がたくさんになっちゃって、大変そうだなぁ」って思うことがありました。
レストランでの会食や、駅から少し歩くような会場だと、
お花を片手に他の荷物を持って…ってなると、けっこう負担になってしまうんですよね。
そして、私自身がそのお花を“運ぶ側”になると、これまた大変。
箱からはみ出さないように注意したり、花束がつぶれないように気をつかったり。その上、たいていがサプライズギフトなので、隠すのが何より大変。
大きなバッグに見えないように、何かを被せたりして。(まあ、私が大荷物というだけで既にバレバレですが。)
3つ以上になると、もう両手ふさがって肩に食い込む。笑
しかもその日が雨だったり、風が強かったりすると、移動だけでひと仕事です。
せっかくの贈り物なのに、
渡すときや持ち運びのことで気をつかわせてしまうのって、
本当は避けたいことだなって、思いますよね。

お花って、気持ちを届けるもの。
渡す側も受け取る側も、できれば笑顔でいられる方がいい。
そのためにはもっと“気軽に贈れるスタイル”があります。
ボックスフラワーがその悩みを解決!
そんなモヤモヤを、まるっと解決できるのが「ボックスフラワー」です。
初めて使ったときは、(昔すぎて、大して覚えていませんが。)笑
まあ、いつでもとても楽です。
まず、箱に入っているからお花が動かないし、つぶれない。
蓋もついているから、ちょっとぶつかっても平気。
そして何より、コンパクトで持ちやすい。これがほんとうにありがたいんです。
見た目もオシャレで、プレゼントとしての特別感もある。
蓋を開けたときのサプライズ感もあって、もらった方も「わぁ、かわいい!」と喜んでくれる。
しかも、ただの箱じゃなくて
お花専用のボックスなら防水加工もされていて、
お水をあげるときも安心です。
高さもあるので、普通のバラも使えるし、アレンジの幅がぐんと広がります。
最初は手持ちの箱とセロファンで工夫していたけれど、
正直なところ、量を作るには手間がかかります。
セロファンがズレたり、水がこぼれたりすると失敗しやすい。
だから私は、お花資材屋さんで売っている“生花用のボックス”を使っています。
蓋の高さに余裕があって、中のお花の高さをしっかり出せるし、
見た目もきれいに仕上がる。
価格はちょっと高めだけど、そのぶん仕上がりの満足感はかなり高いです。

贈り物に使うなら、それくらいの質感と安心感がある方が
相手にも気持ちがちゃんと届く気がして、私は気に入っています。
実際に贈って、こんなに喜ばれました
ボックスフラワーが便利だし素敵だなって思ったのは、実際にいろんな場面で使ってみて、そのたびに喜んでもらえたからです。
たとえば、4月にあった私のコンサル仲間のライブパーティーセミナーのとき。
そのときに、ある方から「2人にサプライズでお誕生日のお花を贈りたいんだけど、コンパクトなものがいい」とご相談いただきました。
その2人というのが、久我山でのイベントで初めてお会いしたダイアンさんと、ともさんのお母様。
4月がちょうどお誕生日だったそうで、トモさんがそのお2人をイベントに誘ってくれるとのこと。
それを知った貴子先生が、パーティーの中でサプライズプレゼントとして贈りたい、と。
私は迷わずボックスフラワーを提案しました。
会場で渡しやすく、私がまとめて運ぶのにも便利だからです。

お花の色は、お2人のイメージに合わせて選びました。
ダイアンさんはとにかく明るくてパワフルな方なので、元気なオレンジ。
友さんのお母様は直接は存じ上げなかったのですが、優しそうな印象があったので
トモさんのイベントでよく見かけるショッキングピンクとやさしい淡いピンクをミックスして、華やかにまとめました。
実はそのとき、もうひとつご注文をいただいていました。
貴子先生の会社の創立9周年のお祝いのお花でコンサル生みんなからのプレゼント。
こちらはボックスではなく、ラッピングせずにそのまま手渡せる花束を提案。
写真を撮ったときに映えるし、手に持ったときの華やかさがあるからです。

パーティーの本番では、みなさんほんとうに驚いて、喜んでくれました。
ダイアンさんも、トモさんのお母様も、とても感動してくださって。
お母様は「なんて嬉しいの、こんなに綺麗なお花初めて!」と言って涙ぐんでいらっしゃいました。
お花の力って、すごいなって思います。
それを届けるお手伝いができることが、本当に嬉しかったです。
それから最近では、六本木でのバーベキューでも、ボックスフラワーを使いました。
お友達3人が同じ時期にお誕生日で、みなさんにそれぞれお花を。
会場が屋上だったので、運ぶのがとにかくラク。
何より、箱ごとそのまま渡せるので、荷物の多い日にもぴったりでした。

青いお花を入れたんですが、「青いお花って、もらったの初めて!」という声も。
ちょっと意外だったけれど、それだけ新鮮に感じてもらえたんだと思います。
ボックスフラワーって、気持ちを届けるだけじゃなく、
贈る人にも運ぶ人にもやさしいんだなって、改めて感じた出来事でした。
こんな時にぴったりです
ボックスフラワーは、こんな場面にぴったりです。
たとえば、ちょっとしたお礼やお祝いをしたい時。
花束ほど大げさではなく、でも気持ちはしっかり伝えたい──そんな時にすごく使いやすいです。

また、パーティーやイベントの場面にもよく合います。
その場でさっと渡せて、持ち帰りもコンパクト。
もらった方も荷物にならず、そのまま飾れるのが嬉しいポイントだと思います。
それから、会場の雰囲気に合わせて色やスタイルを選べるのもいいところ。
ちょっとシックにまとめたり、明るくカラフルにしたり、自由自在です。
中には「男性に贈るのにもちょうどいいね」と言われたこともあります。
そして何より、作っているこちらとしても
「運びやすい」「並べやすい」「崩れにくい」この3つが揃っているのがありがたい。
忙しいイベント当日、こういうところってすごく大事です。
私自身、何度も使ってきて思います。
ボックスフラワーは、見た目だけじゃなくて、使う人・贈られる人、どちらにも優しいギフトです。
あなたも気軽に作ってみませんか?
ボックスフラワーって聞くと、ちょっと難しそうって思うかもしれませんが
実は作り方はそんなに難しくありません。
基本の材料は
・箱(できれば高さのある蓋つきのもの)
・セロファンと防水テープ
・オアシス
・そして、お好きなお花
箱の底にセロファンを敷いて、オアシスをセット。
(できれば、見えないようにセロファンを内側で防水テープを貼って固定していただきたい)
(防水加工の箱ならそのままOK、難点は大分高価で2000円近くすると思います。)
四隅から順に、背の高い花に合わせて、逆さにして長さを測りながら挿していきます。
*生花用BOXの品番を載せておきます。 「P-BOX S No10」これはSサイズです。検索すると出てきます。
そのあとは、間と間を埋めるように中心、対角線とつなげていくだけ。


花材は、細かいものを使うと全体がきれいにまとまります。
色のテーマを決めて、グラデーションにしても素敵ですし、アクセントカラーを一輪だけ入れても可愛いです。
仕上げに、そっと箱を閉じるときは、ナイフの持ち手などで少しずつ中に押し込むとお花を傷つけずに閉じられます。
リボンを結んだら、サプライズギフトの完成です。
作るのも、贈るのも、受け取るのも
みんながちょっと嬉しくなる。
そんなお花の形って、いいなと思います。
私のレッスンでも、リクエストがあればボックスフラワーをテーマにすることもできます。
「作ってみたいな」と思った方は、気軽に声をかけてくださいね。
お花の贈り方って、本当にいろんな形があるけれど、
このボックスフラワーは、私にとって“やさしさが詰まった贈り物”のひとつだなと感じています。
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